#02 阪神淡路大震災から今日で26年

 こんにちは。

 今日で阪神淡路大震災から26年が経ちました。私は現在19歳なので震災を経験した身ではないのですが、当時のことを家族に聞くと、「朝起きて、テレビをつけたら火の海だった」といいました。今回は、阪神淡路大震災を通じて社会に影響を与えたことについてまとめたいと思います。今回は自分が知っている範囲内で書きますが、説得力を持たせるために一部のウェブサイトを参考にさせていただいております。

 

⑴日本ではどこでも地震が発生する

 もともと、京阪神エリアは「日本の中で、最も地震が発生しないエリア」とも言われていました。その根拠はわかりませんが、とにかく地震が起こらず安全な地域といわれていたそうです。まさかそんな場所で、震度7の揺れを観測することになるとはだれも予想していなかったことでしょう。そんなわけで、日本中どこに行っても地震のリスクは存在するのだという事が改めて認識されるようになったのです。

 

⑵耐震基準の見直し

 阪神淡路大震災といえば、高速道路(阪神高速3号神戸線)が連続して倒壊している写真が有名ですよね。実は、死者の内訳で最も多い原因は「圧迫による即死」だったんです。これが何を意味するかというと、家屋の倒壊や家具の転倒によるものが多かった、というわけです。この時期は、戦後に建築された木造建築が多かったために、当時の耐震基準にすら満たせていない建築物が集中していたエリアもあったそうです。

 とはいえ、被災した阪神高速3号線の開通は、一番早い京橋~柳原間で1966年の開通です。このころの基準に耐えられるかといえば、少し難がありそうですね。同じことが東京都内で起こっていたら、首都高速が同様の被害を起こしていた可能性も否定できません。

 阪神高速の復旧は、まさかの発生翌年の9月。当時の最新技術「免震構造」を採用し、工期の短縮を図ったそう。

 

震度5震度6に「強」「弱」を設定した

 阪神淡路大震災以前の震度は、0,1,2,3,4,5,6,7の8段階でした。しかし、この地震で震度5あるいは6を観測した地域では、同じ震度にもかかわらず被害のレベルが大きく異なっていたそうです。そのため、震度5と震度6をそれぞれ2段階に分け、震度5弱、5強、6弱、6強としました。

⑷「防災」はもう無理、これからは「減災」の時代だ(※厳密には東日本大震災以降)

 そもそも地震なんて発生しないと考えられていたエリアで発生した阪神淡路大震災。これ以降、災害に対しての備えの意識は一気に高まります。防災というのは、災害が発生した際に、被害をゼロにするために対策を立てようというものです。しかし、すでに人間の想定を大きく上回る自然災害が多発するようになり、被害をゼロに抑えることは不可能であるという考え方にシフトしていきました。そこで考えられたのが「減災」です。減災は、災害発生時の被害はゼロにいできないので、なるべく抑えるよう対策を立てることを言います。例えば、あえて壊れることで衝撃をそこに逃がす高架橋(新幹線で採用)や、ハザードマップは最たる例でしょう。

 

⑸消防関連のパイプのアダプターが共通化

 これは、阪神エリアが火の海になってしまった原因でもあります。被災エリアの消防車が出動するのはもちろんのことですが、大災害となってしまえば近隣地域から応援に来てもらう必要があります。そこで各地から応援の消防車が来たのですが、何と「消火栓&防火水槽のパイプのアダプターと接続できない」というトラブルが発生したのです。せっかく来たのに、それを有効活用できないのであれば、来てないのと同然です。そこで、この震災以降は全国の消防関連施設の接続アダプターは共通化されたらしいです。

 

ボランティア元年

 近年ではボランティア活動は身近なものとなりましたが、それもこの震災を機に普及したのです。災害発生時のがれき処理などは、被災者だけではとても片付けきれません。ボランティアの参加はとても重要なことなのです。しかし、洪水や津波による被災では、辺り一面に下水の汚染物質が漂っているため、不衛生。子どもをむやみに動員するのは良くないと主張する人もいます。

 

 

これより下は、ネット記事等で新しく知ることができたモノについて書きます。

 

⑺カセットコンロの規格を統一

 これもそうらしいです。被災者はライフラインが不通になるので、電気は懐中電灯や乾電池を用い、ガスはガスコンロ、水道は給水車や備え付けのペットボトルなどで対処します。この中で唯一企画がぴったり合わないと使えないのがガスコンロです。この震災以前は、ガスコンロの規格がメーカーによって異なっていたため、使えず不便であった方がいたそうです。これを機に、JIS規格できちんと制定され、現在ではガスコンロのボンベはどのメーカーであっても使えるようになっています。

 

⑻水道レバーを「下げ止め」式に

 これの言っている意味が分かるでしょうか。レバー式の蛇口は、現在は下げると止まりますよね。昔は上げると止まる仕組みだったのですが、この震災で、上から落ちてきたものにより蛇口が開栓され、水が出しっぱなし…なんて事例が多発したそうで、それ以降は下げ止め式が採用されています。

 

 

いかがでしたでしょうか。過去の自然災害から学べることはとても多いです。小中学校で歴史を学ばされられるのもこれが理由です。過去の失敗を学び、将来同じ過ちを犯さないようにするのが目的だと思います。これから大地震は何回も来ます。日本で一回も地震がなかった日はありませんから。今日はたまたま、大きい地震が来なかっただけです。

 

 

 

参考文献

阪神・淡路大震災教訓情報資料集【02】人的被害 : 防災情報のページ - 内閣府

 

神戸新聞NEXT|防災|「あり得ない光景」高速道路倒壊、証言を映像に 震災25年